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韓国ドラマ「ホジュン ~伝説の心医」時代・ダヒ役は?

韓国ドラマ「ホジュン ~伝説の心医」

 

昨年末からずっと見ている韓国ドラマ

 

「ホジュン ~伝説の心医」です。

 

もう終盤だと思うのですが130話を超えています。

 

愛人の子という自らの運命に屈することなく、強靭な意志とたゆみない努力、そして弱者に対する限りないやさしさを持って人生を切り拓いたホジュン。

ドラマ「ホジュン」は、朝鮮時代に実在した医師ホジュンの波乱万丈の人生と人間愛にあふれた生きざまを描いた作品です。

これは2013年の作品で、

かつても1999年放映の全65話 「ホジュン~宮廷医官への道~」が制作されています。

こちらも名優 チョングァンリョルがホジュン役で演じています。

ホジュン・時代背景

ホジュンは実在の人物で朝鮮王朝時代、1540年ごろに生まれたとされています。

記録では1569年に王室に重用されていたものの顔の腫物を治したという記述があり、そこから歴史に登場します。

1574年に内医院にはいりどんどん位があがります。

晩年に「東医宝鑑」を編纂するという大業を成しえます。

 

ドラマ「ホジュン」の幼少期から青年期のストーリーはフィクションですが、とんでもない苦労をしたのは事実だろうと計り知れます。

「ホジュン」キャスト

 

ワインのドラマ「テロワール」でいい演技をしてたキム・ジュヒョク主演です。

奥さん役には「ケベク」でウンゴの子役を演じていたぼくの好きなパク・ウンビンです。

ケベクでは ウンゴの子供時代役ということになっていますが

決して子供ではないし、それほど年が違わないと思うソン・ジヒョが大人役ということで

顔が全然違うだろ?

と違和感がありましたが・・・・

 

キム・ジュヒョクさんは残念ながら若くして、2017年に交通事故で亡くなってしまいました。

ほんとうにいい役者さんだけに残念でなりません。

 

パク・ウンビン

ホジュンの妻イ・ダヒ役

 

最近では、

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌

恋慕などひっぱりだこの女優さんです。

パク・チニ 1978年1月8日生まれ

医女、ホジュンの師匠の名医ウィテの養女

終始ホジュンに心を寄せるがかなわないはかない役

 

ペク・ユンシク

ホジュンの師匠ウィテ役

お金より人を助けることを考える名医

 

ナムグン・ミン

ウィテの息子 ユ・ドジ

常にホジュンをライバル視するが、実力でホジュンにはかなわない

 

 

「ホジュン」あらすじ・みどころ

 

ホ・ジュンはほんとうにすごい名医という話をここまで長いドラマで表現しています。
実在の人物を題材にしているようです。

 

韓国は名医よりもすごい「心医」という言葉があるのですね。

「心医」は患者の身分などにかかわらず、お金があろうがなかろうが患者の命を助けるためには
まったく手をぬかず必死に治療するような医者・・・・
ってイメージですかね。

で、ホジュンは医療の鬼のごとく、真剣に治療に向かい合うわけですが、

この男まったく融通が利かず、頑固一徹で自分の立場、命が危険になろうが主張をまげず、

誰に嫌われようがおかまいなし、といった感じです。

実際、何度も命を落としそうになります。

ただ、手首を切り落とされる寸前で3回もまったがかかり、大刀を振り下ろす男が寸前で刀を止める
シーンは「絶対あそこで刃が止まるわけねーよ!!!」って心で叫んでいましたが・・・・わら

で、ホジュンはそんな性格のためか終始無表情の暗い顔をしているのでちょっと
痛々しいです。

ぼくはこのドラマを2018年にみているので、実は主演のキム・ジュヒョクはすでに事故で他界して
いたので、よけい悲しい表情に見えてしまいます。   合掌

この手の歴史ドラマには必ず暗い主人公と逆に常にお笑いを意識しているような

役柄が登場しますが、ここではイルソ役のパク・チョルミンとオグン役のチョン・ウンピョです。

 

いつもふざけているのか?というほどのコミカルな振る舞いを決して忘れません。

 

ドラマはホジュンはあらゆる試練を乗り越え、王の御医にまで登りつめ、結構長生きして死ぬまでをえがいています。

 

※実在のホ・ジュンは長生きしたらしい。ドラマでは母親より早く死んでしまった・・・

この長さといい、ドラマの質のよさといいよくやりますわ・・・といった感じで
いやーほんとにキャスト、スタッフのみなさん ご苦労様です。

ホジュンは

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師匠の教え

 

ホ・ジュンは若い時に、名医 ユ・ウィテに出会い弟子にしてもらいます。

 

最初は、師匠にあまり認めれらませんでしたが、次第に師匠の一番弟子

の存在になります。

 

その師匠の教えの言葉が登場してくるのですがとても印象的でした。

 

その教えとは次のような内容です。

 

医術とは 人間が本能で自らを救う行為である

 

己(おのれ)の体に刺さったトゲを抜くのも医術

 

しびれた体をもんだり 傷んだものを食べて吐くのも医術だ

 

医術を学ぶには 人体を知らねばならない

 

人間の体と宇宙は似かよっているのだ

 

生命の根源は宇宙のそれと同じである

 

人の頭が円いのは天をかたどり

 

足が四角いのは地をかたどっている

 

天に春夏秋冬があるように 人には両手両足がある

 

天には五行があるように 人には五臓がある

 

天には六極(りっきょく)があるように 人には六腑がある

 

天には九星があり 人には九きょうがある

 

天には十二時があるように 人には十二系脈が流れている

 

天には二十四節季があるように 人には二十四愈がある

 

天が365度であるように 人には365の関節がある

 

病を治すには まず患者の心を癒せ

 

また患者が抱く不安や疑心や雑念を取り除いてあげ

心身を楽にすること

 

人の心を天と一体化させることで 心が落ちつき 穏やかになり

病が癒える

患者に寄り添いなさい

****************

五行
木火土金水の五元素

五臓
肝、心、脾、肺、腎

六極
天、地、東西南北の方角

六腑
胆、胃、小、大腸、膀胱、三焦

九きょう
口、両眼、両耳、両鼻孔、尿道口、肛門の総称

十二系脈
五臓六腑を巡る気血の主要通路

二十四愈
陰部から顎への一直線上にある経穴

 

 

ホ・ジュンの業績

 

 

ドラマはホジュンはあらゆる試練を乗り越え、王の御医にまで登りつめ、結構長生きして死ぬまでをえがいています。

 

ホ・ジュンは晩年、朝鮮の歴史的医学書東医宝鑑」編纂し完成させます。

 

これにはすごい月日と労力をかけたようです。

 

日本でいえば晩年、日本地図を完成させた伊能忠敬のような大仕事ですね。

 

 

 

※実在のホ・ジュンは長生きしたらしい。ドラマでは母親より早く死んでしまった・・・

この長さといい、ドラマの質のよさといいよくやりますわ・・・といった感じで
いやーほんとにキャスト、スタッフのみなさん ご苦労様です。

ホ・ジュンはHulu

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