押井守監督「庵野、新海、細田の映画にはテーマがない。観客に伝えたいことが何もないんだよね。監督はそれじゃダメ」
押井守監督「庵野、新海、細田の映画にはテーマがない。観客に伝えたいことが何もないんだよね。監督はそれじゃダメ」
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押井 演出的にはいろんなことにトライするヤツだよ。その部分については、私も評価している。1作目の『エヴァ』からセルをひっくり返して使ったりして、脱構築をしている。そういう表現や演出においては貪欲な男。
だから、私の中でも庵野は、演出家としての評価は高いんです。
ただ、監督はそれだけじゃダメなの。彼はそれに気づいてないと思うよ。
だから、私の中でも庵野は、演出家としての評価は高いんです。
ただ、監督はそれだけじゃダメなの。彼はそれに気づいてないと思うよ。
── というと、そういう演出力だけじゃ監督になれないということですか?
押井 そうじゃない。現に庵野は監督しているじゃない。私や宮さん(宮崎駿)が考えている“監督”とは違うというだけです。
そういうことを宮さんと話したことがあって、宮さんは露骨に庵野にこう言っちゃった。「テーマがないことが、ばれちゃったね」。
押井
表現とテーマは別物です。奇抜な演出をするのも、新しい演出スタイルを創り出すのもテーマじゃない。何を実現したいのか、これが大切だと、私や宮さんは、映画を作るときには常に考えているんです。
でもさ、それは庵野に限ったことじゃないんだよ。
彼より下の監督たち、細田(守)くんや、『君の名は。』の新海誠とか。
彼らに共通しているのは“主題の喪失”。違う言い方をすると、映画を作るという根本的な動機が感じられないということになる。
── この物語を皆さんにお伝えしたいという気持ちですか?
押井 そうです。それを宮さんは端的に言ったんです。
引用元
https://lp.p.pia.jp/shared/cnt-s/cnt-s-11-02_2_a59f5717-1c46-4bbf-bf30-d246fa043885.html
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それはお前がそう思ってるだけではないのか
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でもそういうの作りたそうだよね
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Source: いろいろまとめ速報