【正論】最新のプリキュア、道徳の授業みたいになっていた「意見が違う人=敵ではない。違うからこそ自分にない世界を広げてくれる」
【正論】最新のプリキュア、道徳の授業みたいになっていた「意見が違う人=敵ではない。違うからこそ自分にない世界を広げてくれる」
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「意見が合わない=敵」ではない
また第9話「かみ合わないふたり?ここねとらんの合わせ味噌!」で描かれた、「キュアスタのアイコンをどうするかでプリキュア2人が対立してしまう」のも現代風の描写です。昨今のプリキュアでは、ケンカの原因もSNSの世界にあるのです。
そんなときもローズマリーさんは「意見を合わせるのではなく、思っていることを言い合える仲はすてきである」と結論づけました。
マリちゃん「あら。思ったことを言い合えるなんてすてきじゃない。何でも相手に合わせていたらそれこそいい関係とは言えないもの」
特にSNSの世界では「意見が合う=味方」「意見が合わない=敵」と見なしてしまう傾向が強くあります。
空気を読んで本意でないのに周りの意見に同調してしまったり、意見が合わない人を敵と見なして攻撃してしまったりするのもSNS上では良くみられる光景です。
「意見が合わない人でも友達である」「意見が違うからこそ、自分にない世界を広げてくれる」、つまりはお互いに意見を言い合い尊重できる姿こそが良い関係である、とデリシャスパーティプリキュアでは描かれたのです。
本作においては、ローズマリーさんというクィア的、ノンバイナリー的なキャラクターにそれらを伝える役割が与えられ、いわゆる説教臭さも少なくコミカルに大切なことを子どもたちに伝えられているのも特徴の一つです。
「意見が違う人=敵」ではない デリシャスパーティプリキュアが子どもたちに伝える“SNSとの接し方”
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これもう道徳の授業だろ
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意見が合わないと敵対しているとは違う。
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Source: いろいろまとめ速報