三嶋イソ原作による佐藤夕子「凍星（いてほし）のカレワラ」1巻が、本日7月29日に発売された。帯には「メイドインアビス」のつくしあきひとが推薦文を寄せている。

「凍星のカレワラ」は、氷に覆われた世界で展開される少女と龍の異類婚姻譚。氷河を切り開き大昔の遺物を発掘する“氷河漁り”の仕事をしていた少女・ヒロイが、生まれたての龍を拾ったことから物語は始まる。

ヒロイを気に入った龍は彼女と結婚すると言い、龍に愛されるということは王の資格を持つということと同意だった。娘を自分の持ち物のように扱う横暴な父親は、龍王の父になれるかも知れないというチャンスに飛びつくが、自分の意思とは無関係に話が進んでいくことに怯えるヒロイ。龍王はそんな彼女に、自分で人生を選ぶために学べと、学校へ通うことを進める。同作は竹書房のWEBコミックガンマで連載中。