マニフェスト・シーズン4 最終章・考察
さて今回はNetflixで配信しているアメリカドラマ「マニフェスト」のいよいよ最終話を見終わりましたので考察をしていきます
ここで、とりあえず身見終わった感想を述べると、謎が謎として解き明かされないフラストレーションのまま
でなくてよかったな、といったところです。
最終回では、ひとつの結論にむかってしっかりと収束し、これまでの謎がすべて解明されたとは思いませんが
いくつかの伏線は見事に回収された感があります。
わりとすっきりできたというのが、正直なところです。
ドラマ「マニフェスト」:不可解な事件と使命に挑む乗客たちの壮大な物語
ここでこれまでのあらすじの大枠をおさらいしましょう。
5年の空白が生んだ波乱
モンテゴ航空828便は、激しい乱気流に遭遇し墜落するのか?と思わせますが、危機をのりこえ無事に着陸します。
しかし、乗客たちが地上に戻った時、信じられない光景が待っていたのでした。
彼らにとっては数時間の飛行だったはずが、地上では5年もの時間が経過していたのです。
浦島太郎なのか??
828便は行方不明だったのです。
飛行機の行方不明は普通全員死んだとみなされますよね。
ということで地上の家族たちは家族を失ったと思い5年間に間に人生が変わってしまいました。
そこへいきなり5年前の828便が戻ってきて乗客は全員生きていたのです。
喜びと驚きの葛藤
その5年の間に地上の関係者たちは、死んだと思った家族たちを忘れて新しい生活をしていました。
ベン・ストーンの妻は新しい恋人ができていましたし、他の関係者たちにも同様なことが起きていました。
そこへ家族が生きてもどったわけですから、喜びとともに、不都合な状況に戸惑いも大きいわけです。
不可解な力と使命
5年の空白に戸惑いながらも、乗客たちはそれぞれの生活を再構築しようとします。しかし、彼らには奇妙な力が宿り始めていました。それは、未来を予知する「Calling」と呼ばれる能力です。
運命の導き
Callingに導かれ、乗客たちは互いに繋がり、共通の使命に気付き始めます。それは、人々を救い、世界をより良い場所にすること。しかし、その道には様々な困難が立ちはだかります。
宿命の対決
シーズン4の最終章では、主人公ベン・ストーン率いる828便の乗客たちと、救世主を名乗るアンジェリーナ率いる狂信者集団との壮絶な戦いが描かれます。乗客たちは、迫り来る死の運命と対峙しながら、最後まで使命を全うしようと奮闘します。
愛と希望の物語
「マニフェスト」は、不可解な事件に翻弄される人々の姿を通して、愛、希望、そして運命の力について描いた壮大なドラマです。予測不可能な展開と深いメッセージが込められたストーリーは、世界中の視聴者を魅了し続けています。
マニフェスト:最終話ネタバレと考察
衝撃の結末
最終話では、ベンたちはカルのサファイアのアザと同じ形をした地の裂け目を発見し、すべての謎の鍵がそこにあることを知ります。
そしてついに最後の日に、地響きとともに現れたのはなんと...あの存在だったのです!
詳細なネタバレは控えますが、このラストにはきっと驚くこと間違いなしです。
アンジェリーナはどうなるのか?
物語を通してメンヘラでどんどんサイコになっていき視聴者をいらつかせた敵役アンジェリーナは、ラスト近くで絶体絶命のピンチに陥ります。
そこにベンがどのように立ち向かうのか...彼の行動は多くの視聴者を驚かせました。
残された謎
衝撃的なラストを迎えた一方で、いくつか回収されなかった謎も残りました。
- 搭乗者以外の人々の時間や経験はどうなるのか?
- 裁きを受けて死んだ人々はどのように扱われるのか?
- 5年間の行方不明は何のためだったのか?
- Callingの正体は?
特に、オリーブ、ジャレッド、ドレアなど、搭乗者以外の登場人物たちの運命は気になるところです。
考察
これらの謎について、明確な答えは示されていません。
- 1、2の矛盾点は、意図的に曖昧にされた可能性があります。
- 3については、視聴者に想像の余地を与えようとしたのかもしれません。
マニフェスト:「Calling」の謎と伏線の回収
「Calling」の正体
物語の核心となる謎の一つは、「Calling」と呼ばれる力です。この力は乗客たちに超常現象的な能力を与え、彼らの運命を導くように見えます。しかし、その正体や目的はまだ明かされていません。Callingは神の声なのか、それとも別の存在からのメッセージなのか?その真意は謎に包まれています。
5年間の空白
828便の乗客たちが5年間行方不明だった理由も謎です。彼らはどこに行っていたのか、なぜ時間が飛んでしまったのか?科学では説明できないこの現象は、多くの疑問を残します。
予知能力の起源
乗客たちが持つ予知能力も大きな謎です。彼らは「マニフェスト」と呼ばれるリストに記された未来の出来事を予知することができます。しかし、この能力はどこから来たのか?彼らだけが選ばれた理由は何なのか?
ラストでの伏線回収
「マニフェスト」は、ラストシーンで一気に話をまとめています。
「あーこれが結論かー!」と納得と同時にやられた感に包まれます。
このラストを迎えるために彼らのこれまでの旅があったのだと分かった気にはなりました。
しかしすべてが解明されたわけではないんですが。
とりあえずスッキリはできた気がします。
結論
全体的に、マニフェストの最終話は、多くの謎を残しながらも、感動的な結末を迎えたと言えるでしょう。
見ごたえのあるドラマでした。