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評論家「竜とそばかすの姫の脚本には論理がない、意味のない田舎設定と周囲の人物。虐待の解決がただの絵空事」
投稿日 2021年7月27日 14:09:04 (映画・ドラマ)
評論家「竜とそばかすの姫の脚本には論理がない、意味のない田舎設定と周囲の人物。虐待の解決がただの絵空事」
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そもそも急いで向かわなければならない、という状況で悠長にバスに乗る、という演出上奇妙な点も解決する。地域住民たちもすずのための道具にすぎず、それにより脚本が不整合を起こすのであれば、そもそも舞台が田舎である必要はない。
(中略)
これらを総合すると、どうひいき目に見ても、ストーリーラインとして「虐待の解決に社会福祉は期待できない」「周りの人間は身近な者も含め、力になってくれない傍観者」という残酷な結論が導き出されてしまう。ここまでは「助ける助ける助ける! うんざりなんだよ!!」と恵がいう通りだ。ではそれに対して、この物語はどのような決着を与えるのか?
絵空事である。
虐待を受けていた子どもたちは誰かに保護を求めるでなく、雨の中傘もなく勝手に家を抜け出している。そこにたまたますずが駆け付け、2人を抱きしめる(子どもたちはこの段階ですずに住所を伝えられておらず、配信画面から特定を行ったことを彼らは知らないにもかかわらず)。そこに駆け付けた子どもたちの父親はすずと対峙し拳を振り上げるも、その心の強さに打ちひしがれ、腰を抜かして退散してしまう。
これらのストーリー展開にはどこにも論理がない。偶然と超自然的な力により、非力なお姫様は手も下さずに魔物を倒してしまうのである。そこにあるのはご都合主義ですらない、ただの夢物語である。
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宇多丸は大絶賛定期
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いろんな細田作品にそのまま流用できそうな話で草
結局いつもの細田ってことやん
結局いつもの細田ってことやん
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Source: いろいろまとめ速報
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