映画「ハムナプトラ・黄金のピラミッド」
引用:Amazon
2001年アメリカ映画
「ハムナプトラ・失われた砂漠の都」の続編。
前作で恋におちたリック・オコンネルとエヴリンは結婚し子供アレックスも生まれていた。
エジプトで発見した腕輪に導かれるように二人と息子アレックスは、またもや蘇ったイムホテップと戦うことになる。
監督・脚本はの前作と同じくスティーヴン・ソマーズ。
出演は「ジャングル・ジョージ」のブレンダン・フレイザー、「アイ ウォント ユー」のレイチェル・ワイズ、「スライディング・ドア」
のジョン・ハナ他
「ハムナプトラ・黄金のピラミッド」キャスト
リック・オコンネル
ブレンダン・フレイザー
1968年生まれ。
1978年生まれ
カナダの観光局で働いていた父親についてインディアナポリス、デトロイト、シアトル、オタワ、オランダ、スイスなどで育った。カナダのUpper Canada Collegeとシアトルのコーニッシュ・カレッジ・オブ・ザ・アーツで演劇を学び、1991年に映画デビュー。
1997年の「ジャングル・ジョージ」での役柄が印象的です。
ヒロインのエヴリン・カナハン役
レイチェル・ワイズ
1970年生まれ、イギリスの女優。
1996年公開の『魅せられて』に起用。また、同年公開の『チェーン・リアクション』でキアヌ・リーブスの相方を演じハリウッド作品に初出演する。
ネフェルティティ
レイチェル・ワイズ(二役)
イムホテップとアナクスナムンに殺害されたセティ1世の娘。
生前にセティ1世を始めとした神官たちの見守る中でアナクスナムンを相手に決闘を行ったが、全く歯が立たずにアナクスナムンに敗れてアヌビスの腕輪の守護者となった。
アレックス・オコーネル
フレディ・ボース
リックとエヴリンの間に生まれた1人息子。8歳。
古代から蘇ったイムホテップ役には
アーノルド・ヴォスルー
イムホテップの愛人 アナクスナムン役
パトリシア・ヴェラスケス
ジョナサン・カナハン
ジョン・ハナー
エヴリンの兄で風来坊。
アーデス・ベイ
オデッド・フェール
イムホテップ復活を阻止し、砂漠の平和を守るメジャイの戦士。
前作の冒険を経てリック達とは良き親友となっている。
ハフェズ一派の陰謀にいち早く気付き、彼らのイムホテップ発掘現場に潜入するなど早い段階から暗躍し、彼らの目的を知ると、オコーネルファミリーを救うためにイギリスへと渡り、リック達と再び共闘する。
スコーピオンキング
ザ・ロック
ちなみに、ロック様のこのキャラはこの後制作された「スコーピオンキング」へと繋がっていきます。
「ハムナプトラ・黄金のピラミッド」 あらすじ ネタバレ
紀元前3078年頃のテーベが舞台。
屈強な戦士スコーピオン・キングは世界を征服すべく、大戦を起こした。
7年にも及ぶ大戦の果てに敗れたスコーピオン軍は「アム・シェアーの聖なるオアシス」まで逃げ延び、最後はスコーピオンのみとなった。死の瞬間、スコーピオンはアヌビス神へ「自分の命を助け、敵を倒させるなら、自分の命(魂)を捧げよう」と誓いを申し出た。
それにアヌビス神は応じ、自らの軍勢を与えて敵を倒させた後、スコーピオンを永遠の僕とする。それから5000年が経った。
前作から9年後の1933年。リックとエヴリンは結婚し、8歳の息子アレックスが生まれていた。
ある日、エヴリンは不思議な夢に導かれ、エジプトのある遺跡で「アヌビスの腕輪」を発見するが、腕輪を狙うハフェズの手下に襲われる。危うく難を逃れてロンドンの自宅へ腕輪を持ち帰る。
その頃、ハムナプトラでは謎の女性ミラ、暗殺者ロック・ナー、謎の人物ハフェズらが禁断の書物と「イムホテップのミイラ」を地中から掘り起こそうとしていた。
一方、エヴリンは発見した「アヌビスの腕輪」を使い、伝説のアム・シェアーへ行こうとリックを説得する。リックとエヴリンの様子を見てアレックスは母親譲りの好奇心と悪戯心から腕輪の入った箱を勝手に開け、導かれるように腕に着けてしまう。すると突然目の前にエジプトの光景が広がり、1つ目の目印である「カルナック神殿」の光景が目の前に広がった。
掘り起こされたイムホテップは再び蘇ってしまい、「アヌビスの軍隊」を得るため、再びリックとの壮絶な戦いがはじまる。
「ハムナプトラ・黄金のピラミッド」考察・レビュー
今回は前世の記憶が重要に鍵になっています。
エヴリンは過去にイムホテップによって殺された 王の娘の生まれ変わりで、その前世の記憶が何度も登場します。
またイムホテップを掘り起こす謎の女ミラは、イムホテップの愛人であったアナクスナムンの生まれ変わりでした。
前世でこの二人は戦っていた因縁があり、再び今世で対戦します。
そして今作で戦いに巻き込まれて危険な目に遭うのは息子のアレックス。
前作がじわじわとストーリーが進んでいくのに対し、今作はストーリー性は若干薄く、スピード感と特撮映像のオンパレードが売りといった感じになっています。
特に古代の戦士の化けものが車を追ってくるスピードが恐怖です。
でも個人的に一番恐ろしく感じたのは森の中のすごく小さくて凶暴なゴブリンたち。
小さくて見えないから急に襲われてしまう恐怖があります。
そして最後のボスキャラ・ロック演じるスコーピオン。
こんなでかいのどうやって戦うんだって思わせますが、はたして退治できるのか?
今回も、イムホテップはぐちゃぐちゃのミイラから、人間の形に変化していきますが、2回目という事もありちょっとあっさりと変わってしまい、前回のようなドキドキ感は減ってますね。
あと戦闘の際に味方をしてくれるの戦士軍団率いる
アーデス・ベイ(オデッド・フェール)はかっこよくて頼もしいですね。
なんとなくジョージ・ハリスンに似てます。
最後までスピード感満点の展開で見終わってしまう映画です。